私は「高配当株果樹園」と称して買付した銘柄を長期育成して、より配当金を貰えるように買付銘柄を育てています。
それでは過去に買付を行った銘柄が育った結果、どれだけの大樹に育ったのか確認していこうと思います。

◆対象銘柄
第19回目は「住友商事」です。
住友商事はいわゆる大手総合商社の4番手。金属、輸送機・建機、インフラ、メディア・デジタルなど6領域を世界66ヶ国で展開中。
住友商事は配当利回り自体は良いのですが、他の総合商社が黒字達成しているのに、住友商事だけ赤字になってたりするところや、株価が他の総合商事株と比べて上昇傾向が弱かったりと最弱な四番手な感じが否めません。

購入履歴はこちら。
住友商事
住友商事の買付タイミングは2017年3月と5月に合計400株、2018年3月と10月に合計600株、2019年3月と8月に合計600株、2020年3月と4月に合計700株を買付し、売却は無し。
現在は2,300株保有し、平均所得金額は1,532円となっています。

◆買付理由など
これまでに三菱商事、三井物産、伊藤忠と総合商社銘柄を買付けておりましたが、住友商事は少し遅れて2017年3月に1,520円で買い付けております。
買付後は比較的右肩上がりで推移していましたが、2018年1月以降は緩やかに値下がり傾向となり、ある程度株価が下がるたびにナンピン買いを繰り返していきました。

◆株価の推移
住友商事の現在の株価は4,100円前後で推移しており、配当利回りは3.3%となっております。

◆どれだけ成長したのか
野村不動産ホールディングスがどれだけ成長したのか確認してみましょう。
まずは株価(木の大きさ)です。

平均取得株価:1,532円 → 現在の株価:3,800円
株価は2.48倍になりました。

続いて配当金(収穫量)です。

2017年配当金:50円 → 2024年:125円 
配当金は2.50倍になりました。

◆平均取得株価で考える配当利回り
平均取得株価は1,532円。現在の配当金額125円。

平均取得株価から導き出した配当金利回りは約8.15%
でした。

今回も株価と配当金がばっちり上がることになりました。
2024年5月に4,400円以上となっていますが、最近は軟調気味。それでもこの7年間でがっちり成長してくれています。
配当金は2021年に減配していますが、その後3期連続で増え続けており、我が高配当農園の主力として非常に頼もしい銘柄です。

◆その他のポイント
住友商事の最近のニュースでは、日本航空株式会社と電動垂直離着陸機(空飛ぶクルマ)を日本で運航する会社を共同出資にて設立した話があります。他の総合商社より若干弱い印象があるので、色々な新しい領域で頑張ってこれからも大きく育ってほしいと思います。


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