私は「高配当株果樹園」と称して買付した銘柄を長期育成して、より配当金を貰えるように買付銘柄を育てています。
それでは過去に買付を行った銘柄が育った結果、どれだけの大樹に育ったのか確認していこうと思います。

◆対象銘柄
第12回目は「伊藤忠商事」です。
前回の三菱商事と並ぶ総合商社の雄ですね。繊維・機械・金属・エネルギーなどなど8領域、世界62ヶ国に約100の拠点で活躍中。特に中国市場では、5大商事で最強。でも中国市場に力を入れすぎていて、チャイナリスクと紙一重。
総合商社はよく三菱商事が高配当銘柄として取り上げられますが、伊藤忠商事もそれなりに高配当を出してくれています。
そんなわけで、新しい高配当銘柄を探しているときに気になって、保有銘柄のバラエティを増やすこと、三菱商事とは強みの異なる企業ということで、三菱商事と同じタイミングで購入しております。

購入履歴はこちら。
伊藤忠

◆株価の推移
買い付けたのは2014年。三菱商事と同じく今では考えられない安値で放置されていました。この頃は1,200円台で推移していましたが、その後は右肩上がりで推移し続け、安くなることもなく、現在は5,600円台で推移しております。

◆どれだけ成長したのか
伊藤忠商事がどれだけ成長したのか確認してみましょう。
まずは株価(木の大きさ)です。

平均取得株価:1,299円 → 現在の株価:5,600円
株価は4.3倍になりました。

続いて配当金(収穫量)です。

2014年配当金:46円 → 2023年:140円 
配当金は3.0倍になりました。

◆平均取得株価で考える配当利回り
平均取得株価は1,299円。現在の配当金額は140円。

平均取得株価から導き出した配当金利回りは約10.7%
でした。

配当も上がっていますが、株価が滅茶苦茶上がりましたね。
ただし、高配当投資を行う者としてみれば、平均取得価格から得られる配当金利回りが10%を超えているのは驚異的な利回り。しかも伊藤忠商事は8期連続の増配をしており今後も増配が期待できる銘柄です。
我が高配当株果樹園の銘木中の銘木といってもよい成長を示してくれました。

◆その他のポイント
伊藤忠商事は高配当銘柄として名が知れていましたが、最近の株高によって配当利回りが低下気味。利回り2.9%では高配当銘柄としてあまりお勧めはできない状態。
2024年の配当も増額が予定されているので、このまま果実(配当金)を定期的に収穫していこうと思います。

伊藤忠で調べたらサンダルフォーのジャムがヒット。


さらにあのスパムがヒット。

グループ会社が製造しているきび糖がヒットするのは納得
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