私は「高配当株果樹園」と称して買付した銘柄を長期育成して、より配当金を貰えるように買付銘柄を育てています。
それでは過去に買付を行った銘柄が育った結果、どれだけの大樹に育ったのか確認していこうと思います。
それでは過去に買付を行った銘柄が育った結果、どれだけの大樹に育ったのか確認していこうと思います。
◆対象銘柄
第8回目は「武田薬品工業」です。
武田薬品工業は高配当株投資を始めたころに買付を行った銘柄です。
みずほや三井住友を買い付けていたもののメガバンのみに投資するのは分散投資の面から問題となるので、新しいセクターということでディフェンシブセクターの医療系から特に高配当である武田薬品工業に白羽の矢を立てました。この時は一時8,000円以上の値を付けていた株価が見事なナイアガラの滝が形成し、底値を売ったと思われる2009年にでしたので、良いタイミングだったと思われます。
武田薬品工業は高配当株投資を始めたころに買付を行った銘柄です。
みずほや三井住友を買い付けていたもののメガバンのみに投資するのは分散投資の面から問題となるので、新しいセクターということでディフェンシブセクターの医療系から特に高配当である武田薬品工業に白羽の矢を立てました。この時は一時8,000円以上の値を付けていた株価が見事なナイアガラの滝が形成し、底値を売ったと思われる2009年にでしたので、良いタイミングだったと思われます。
購入履歴はこちら。
◆株価の推移
初めて買い付けたのは2009年です。その後はずっと典型的な放置プレーで配当を得ておりましたが、その間、意外と大きく値が動き、買値を下回ることが出始めたので、一部を売却して、安い時に買い直す方針を取りました。
その結果、2018年12月に3,850円で100株売却、2020年3月に3,387円で100株買い増ししております。
その結果、2018年12月に3,850円で100株売却、2020年3月に3,387円で100株買い増ししております。
現在の株価は4,400円台で推移しております。
◆どれだけ成長したのか
三井住友フィナンシャルグループがどれだけ成長したのか確認してみましょう。
まずは株価(木の大きさ)です。
平均取得株価:3,642円 → 現在の株価:4,400円
株価は1.2倍になりました。
続いて配当金(収穫量)です。
2009年配当金:180円 → 2023年:180円※
配当金は1.0倍でかわらずでした。
三井住友フィナンシャルグループがどれだけ成長したのか確認してみましょう。
まずは株価(木の大きさ)です。
平均取得株価:3,642円 → 現在の株価:4,400円
株価は1.2倍になりました。
続いて配当金(収穫量)です。
2009年配当金:180円 → 2023年:180円※
配当金は1.0倍でかわらずでした。
◆平均取得株価で考える配当利回り
平均取得株価は3,642円。現在の配当金額は180円。
平均取得株価から導き出した配当金利回りは約4.9%でした。
平均取得株価から導き出した配当金利回りは約4.9%でした。
株価は上がってはいますが、配当金が全く上がっていません。というか、2009年からずっと180円で超安定。しかも30期以上も非減配という高配当株としてお手本のような銘柄。
正直凄いと思います。我が農園でも毎年54,000円を実らせてくれています。
でも、2023年の配当性向は88.1 %とめちゃくちゃ割合が高く、一時は100%越えのときもありました。この状態が長く続くと企業体としての安定性に疑問符が付きますが、それでも配当金額を全く減配しない武田の意地を感じます。
◆その他のポイント
現在の配当利回りでも約4.2%とかなりの高配当銘柄です。しかし、前述のとおり配当性向が異常に高く、このまま配当金額を維持してくれるのか心配になる銘柄とも言えますね。2019年にシャイアーを買収し、売上高もぐんと伸びて、利益も出ているようなので、今すぐに減配することはないと思いますが、安心して買い増しできるかといわれると気後れしちゃう銘柄ですね。
タケダと言ったらアリナミン。でも武田本体としては2020年一般用医薬品事業を売却済みで直接関係はもうないんですよね。
タケダと言ったらアリナミン。でも武田本体としては2020年一般用医薬品事業を売却済みで直接関係はもうないんですよね。
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