過去に購入した銘柄についてのご報告。
日産に続いて購入したのは…

◆対象銘柄
今回のテーマは「新生銀行」です。

購入履歴はこちら。
新生銀行

新生銀行は自分にとって初めてで唯一のIPO銘柄です。
IPOがあったのは2004年です。

◆購入理由など
当時は超大型IPOとしてWBSなどのニュース番組にでも何度も取り上げられていたと思います。
自分はそれまでIPOについてあまり興味がなかったので、ニュースで新生銀行のIPOのことを知りました。

仕事で先進的な取り組みをしている銀行として、新生銀行を認識しておりました。また、最寄りの駅に手数料無料のATMを設置しており、自分のメインバンクではありませんが、なんとなく身近に感じていた銀行でした。

そんなわけで、IPOの話を知り、多少証券会社の口座にも資金が残っていたので、申し込みをしたところ、なんと1単元当選しました。

当選したのは良いのだが、出口戦略まったくなし。

新生銀行の公開価格は525円、上場後初値は872円。
自分の記憶が正しければ、初値を一時的に超えはしたもののすぐに下落傾向になったと思います。
このため、利益が出ている間に売却したほうが良いと上場後、1週間くらいであきらめたと記憶しています。
上場から2週間後、753円で売却。利益は約22万円ほど。

初値で売った場合なら、さらに12万円も利益が出たことことを考えると、すごく損した気分にはなったものの、いまなら天井は誰にもわからない、と諦めの境地で振り返りできます。


◆現在の新生銀行について
現在の新生銀行の株価は2000円前後で、配当利回りは約0.6%です。
なお、2017年10月に10分の1の株式併合を行っており、実質的には株価は4分の1になってます。

上場当時はいろいろと先進的な取り組みやIT関連にも積極的に投資しており、これからトップクラスの銀行になるんだろうなぁ、と思っていましたが、どこで道を間違えたんでしょうね。
今では、大手行で唯一公的資金の返済が終わっていない落ちこぼれ。

SBIとマネックスの新生銀行をめぐるごたごたもありましたが、今ではSBI傘下として再始動することとなりました。
これからどうなるか?以前のように尖ったサービスで、他のメガバンクとは違う、利用者にメリットのあるサービスを提供していったほしいですね。


◆振り返り
新生銀行を売却後、何度かIPOに申し込んだことはありますが、いずれも落選。
当たるかどうかわからない、しかもハズレをつかむ可能性もあるIPOのために、資金を遊ばせておくのももったいないと判断してからは、IPOの申し込みはしていません。
自分は高配当株、長期投資でこれからも安定的に稼いでいきたいと思います。




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