過去に購入した銘柄についてのご報告。
マンダムに続いて購入したのは…

◆対象銘柄
今回のテーマは「吉野家HD」です。

購入履歴はこちら。

吉野家

最初に購入したのは2003年12月8日。1株を約16万円で購入してます。
購入からわずか2週間後、2003年12月24日に約15万円で売却しています。
その後、月日は経って17年後の2020年7月に再度約18万円で購入し直しています。
このあたりの理由はこの後ご報告します。

◆購入理由など
当初は優待目的で購入したものです。
以前に勤めていた会社の目の前に吉野家があり、仕事で遅くなった時に、胃袋に押し込んで、電車に飛び乗ることが何度もあるので、まぁ、買っておこうかと思って買った次第。
いつも通り1単元持って、優待と配当をもらい続けるつもりでいました、その時が来るまでは。

2003年12月23日(現地時間)、アメリカでBSEが発生。

当時、狂牛病が世間を恐怖に落としこんでいる状況でした。
日本でも2001年に発生しており、食品偽造問題などとも結びついて何が正しいのか、消費者は疑心暗鬼になっている状況でした。自分も学生時代にバイトしていた焼肉店にボーナスが出たら食べに行っていましたが、そのころは食べに行く回数を控えていた状況です。多くの消費者が牛肉の安全性に疑いを持っていたのは間違いないと思います。

そして、2003年12月23日(現地時間)にアメリカでもBSE(狂牛病)の発生が報告され、日本では即、輸入禁止処置が実施されました。

当時、吉野家の牛肉はすべてアメリカ産だったので、吉野家にとっては死活問題です。
これまでの報道などからある程度やるべきことは想定していたので、自分のやるべき行動は即損切りです。自分は1株しかもっていないので、すぐに売ることができたので1万程度の損失で済みました。

日本でBSEが発見されたのは2001年です。それから多少時間が過ぎており、当時の外食系の特に牛肉とかかわりの深い会社の株は比較的低迷していた認識です。このため底値で拾っておこうと軽い認識があったと思いますが、失敗したというところですね。

それから10年以上経ち、一時はすき家や松屋の攻勢に負けていましたが、特盛、超特盛などの新メニューが当たり、勢いが出てきたころです。ちょっと調べてみたら、グループ会社が結構増えていて、その中に京樽がいて、回転ずしの三崎港でも3,000円の優待券が使えることを確認。タイミングを見て購入することを決意して、2020年7月に再エントリー。


◆現在の吉野家HDについて
現在の吉野家HDの株価は2,400円台、配当利回りは約0.4%。
リーマンショックで2007年から2008年にかけての株価が1/3になる大暴落が起きた後は、2018年7月から5年ぶりの赤字報告で大きな調整が入り、1,600円台まで落ちましたが、それからは比較的順調に右肩上がりになってますね。

◆振り返り
当時の環境分析の甘さから約1万円の損失となった最初の取引はいい経験になりました。
BSE問題での飲食系の値動きの激しさから、それからは飲食系は手を出さずにいましたが、優待や保有銘柄のバリエーションを増やすために、吉野家に再エントリーしています。購入タイミングが比較的良かったので、多少問題が起きても握り続けていられそうです。
ただし、優待の改悪などがあり、そこまで思い入れのある銘柄ではないので、何かタイミングがあれば売却することはあると思いますが、とりあえず今しばらく持っていようと思います。





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